No.7 White Ibis|Oiva Toikka|2005
No.7 White Ibis|Oiva Toikka|2005
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White Ibis|Oiva Toikka|2005

Designer: Oiva Toikka
Year: 2005
Size: W23 × D10 × H17 cm
Maker: iittala / Nuutajärvi
Sign: O.Toikka Nuutajarvi 2005 309


2005年、イッタラショップおよびストックマンのバードイベントのために制作された《White Ibis(ホワイトアイビス)》。

通称「白トキ」。

後年、2014年には日本限定で復刻されていますが、こちらは2005年の初期モデルです。

この作品を見ていて、まず目を引かれるのは嘴の線です。

すらりと伸びた細く長い輪郭。

後年のモデルと比べると、その線にはより繊細な緊張感があり、鳥全体の印象を大きく左右しています。

私自身、ホワイトアイビスは初期モデルだけを集めてきましたが、その理由もこの美しいプロポーションにあります。

また、頭部に添えられた朱色にも個体ごとの違いがあります。

こちらは赤が強く主張することなく、乳白色のガラスと自然に調和しています。

オイバ・トイッカのバードコレクションのなかでも、特に印象深い一羽です。

初期型且つ美しいプロポーションを備えた個体に出会える機会は稀です。オススメです。


Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)|1931–2019|FINLAND

フィンランドを代表するデザイナーのひとり。「Kastehelmi(カステヘルミ)」や「Birds by Toikka」をはじめ、多くのプロダクトやアート作品を生み出しました。鮮やかな色彩や大胆な造形で知られる一方、その創作の背景には民俗芸術や古代文化への深い関心がありました。戦後フィンランドデザインが機能性や合理性を追求するなかで、オイバはむしろ、ユーモアや偶然性、人間らしい不完全さに魅力を見出していました。

「私はそれを仕事とは呼ばないね。楽しむことが好きなんだ。」

83歳のときに残したその言葉の通り、彼の作品には自由な発想と遊び心が息づいています。石本藤雄とも親交が深く、互いの作品を暮らしのなかで愛用していました。


iittala / Nuutajärvi(イッタラ/ヌータヤルヴィ)|FINLAND

Nuutajärviは1793年創業の、フィンランド最古のガラス工場のひとつです。1950年にARABIAと同じWärtsiläグループの傘下となり、カイ・フランクをアートディレクターに迎えたことで、フィンランド・ガラスデザインの黄金期を築きました。1988年にはIittalaと統合され、2014年にガラス生産は終了。オイバ・トイッカをはじめ、多くの名作がこの地から生まれました。

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